Variable Borders
あっち側とこっち側、〇〇に見える、××に見える。
人によっても、その時の自分の状態によっても変わるのに。
無意識に見方が固まっていたりする。
たまにちょっとズラして見てみる。
一歩、ひいて見てみる。
想像力という秘密道具を使って
いろんな世界に触れてみなきゃもったいない。
2011.6
Variable borders 変境
Happy maker in 高野山 出展
Every things have each outline which is not only we can see.
In our imagination, we can shift a field of view and discover new viewpoint.
My life will be more various even if I spent the life of the same time by having imagination and many viewpoints.
Jun.2011
exhibited at Happy maker in Koyasan
- うらのはなし
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自分の中にずっと居座り続けている「境界」「枠」というテーマ。
それに囚われがちな自分への戒めの気持ちが現れた作品。
お寺のお茶室という空間の中に、さまざまな長さの無数の葦を立て並べています。草むらに見えたり、雨に見えたり。葦の頂点をつなぐと山の稜線のよう、寝転がると森の中にいるみたいという声も。
目線や像の捉え方、人によって見えてくるものが様々。
そして無造作に立てているように見えるこの葦は、実は3室あるこのお茶室全体を貫いて存在する、蓮の花のかたちをかたどっています。壁の向こう側を想像すること、上から俯瞰して観るということ。
自分とはちがう視点にふれたり、現実には見えていないけれど想像上では観えてくるもの・存在しているものがあるということに気づくことは、今じぶんに見えているものだけが全てではないと思える希望を与えてくれます。 - Background Story
- Sorry, coming soon.