何かの拍子に境界線を越えていた。
好きかきらいかはこの際どっちでもいい。

向こうとこっちが交わって、初めて味わう感覚、拡がった景色が嬉しい。

わたしたちの日常や自分の中には、一歩向こう側への入口がいっぱい存在している。

2011.6
Absorption of the boundary other side 越境
Happy maker in 高野山　出展
協力：みろく石本舗 かさ國（御菓子司）　

When I step over my mental border, a new feeling, new thought and new view expand my inner world.

It doesn’t matter whether I like it or not.
I am only glad that I was able to absorb in myself a fruit called the new world.

It is similar to an action of eating something.

Jun.2011
exhibited at Happy maker in Koyasan
cooperation by Kasakuni.

　うらのはなし

和菓子屋さんとのコラボレーションの機会をいただいた時に創った作品。
未知の恐怖と好奇心を感じる洞窟と宇宙がモチーフ。
白いモヤモヤを切り開いてみると、漆黒の餡の中に透明の錦玉。錦玉から透けた餡が洞窟の中のカベのように見えます。
そしてもうひとつは、無の透明空間に浮かぶ黒い宇宙玉。
食べるという行為は、洞窟への踏み入れであり、自分の中にビッグバンを起こす越境行為。その結果として、その養分が自分の中に吸収されるというイメージです。
※断面図の写真をなくしてしまいました。見つかりましたら、アップいたします。

　Background story

Sorry, coming soon.